掃除をしなきゃと思っても、体が動かない日ってありますよね。
気づけば一日が終わっていて、今日もできなかったとため息をつくことも。
でも、それは怠けているからではありません。やる気が出ないのは、始めるまでのハードルが高いだけなんです。
この記事では、ずぼらさんでも自然にスイッチが入る、やる気のきっかけづくりを紹介します。
掃除がめんどくさいときのやる気スイッチを入れる方法
ここでは、やる気が出ないときでも自然に体が動くようになる工夫を紹介します。
無理に気合を入れず、ちょっとした習慣で気持ちを切り替えていきましょう。
① やる気が出ないのは始めるまでの流れが重いから
掃除が苦手な人の多くは、やる気がないのではなく始めるきっかけがつかめていないだけです。
掃除道具を取りに行く、片づけて、拭いて、戻して…と工程が多いほど、今はやめておこうと感じてしまいます。
やる気を無理に出すより、すぐ動ける環境を整える方がずっとラクです。
たとえば、掃除グッズを一か所にまとめておく、見える場所に吊るす、ワンアクションで使えるように置くなど。
小さな工夫で始めるまでの流れを軽くすると、やる気を出さなくても自然に体が動くようになります。
② 三分だけ動く｜タイマー掃除でハードルを下げる
掃除は始めるまでが一番大変です。
だからこそ、完璧を目指さず三分だけ動いてみましょう。
タイマーをセットして、この時間だけやると決めると不思議と動けます。
三分の間にできるのは机を拭く、床をワイパーでひと拭きする程度でも大丈夫。
動き始めると、少しずつスイッチが入ってついでにここもと手が伸びることがあります。
掃除を続けるコツは、やる気が出てから動くのではなく、動いたあとにやる気がついてくる流れを作ることです。
③ 音や香り、明るさで気分を切り替える
部屋の空気を変えるだけでも、やる気は自然と湧いてきます。
好きな音楽を流す、アロマを焚く、カーテンを開けて日差しを入れるなど、五感から刺激を与えてみましょう。
音楽なら、テンポの良い曲や気分が上がるリズムのものがぴったり。
香りは、柑橘系やミントなど爽やかなものを選ぶと気持ちがリセットされやすくなります。
掃除を大変な作業と考えず、少しスッキリする時間と思える環境を整えると、自然と動きたくなります。
④ 掃除後の小さな達成感を味わう
やる気の源は、できたという気持ちです。
机の上が片づいた瞬間、シンクが光った瞬間、ほっとするあの感覚。
その小さな達成感を意識的に味わうと、またやってみようと思えるようになります。
写真を撮る、日記に書く、メモに残すなど、目に見える形で残すのもおすすめです。
掃除は終わらせるための作業ではなく、気持ちを整える時間だと考えると、少し前向きになれます。
ずぼらさんでも続けられるやる気の仕組みづくり
一時的にやる気を出すより、自然に続く仕組みを作るほうが効果的です。
ここからは、掃除を習慣化しやすくする工夫を紹介します。
① 掃除の合図を日常の流れに組み込む
掃除を習慣にしたいなら、他の行動とセットにすると続きやすいです。
歯を磨いたあとに鏡を拭く、洗濯を待っている間に床をワイパーでかけるなど。
行動の流れに掃除の合図を入れることで、無理なく動けます。
前の記事で触れたながら掃除にも近い考え方ですが、ここでは時間を決めない気軽さを重視します。
ついでにできた自分を褒めることで、次のやる気にもつながります。
② 掃除道具は出しておける見た目にする
掃除のたびに道具を出し入れするのが面倒なら、出しっぱなしでも大丈夫。
おしゃれなボトルやナチュラルカラーの収納を使えば、インテリアにもなります。
リビングなら木目のボックス、キッチンならステンレス調など、空間になじむデザインを選ぶと気分も上がります。
掃除がすぐできる環境を作ることは、やる気を貯めておく工夫でもあります。
③ できない日があってもOKと決める
毎日きっちりやろうとすると、続かなくなることがあります。
できない日があっても大丈夫。
疲れている日は休んでもいいんです。
大切なのは、今日は無理でもまた明日やればいいという気持ちでいること。
自分を責めず、気持ちを切り替えられる余白を持つことが、結果的に長く続く秘訣です。
掃除は義務ではなく、自分を整えるリズムのひとつ。
完璧じゃなくても、続けることで自然に暮らしが整っていきます。
まとめ
掃除のやる気は、努力ではなく環境とタイミングから生まれます。
やる気が出ない日があっても、工夫次第で自然とスイッチを入れることができます。
ハードルを下げて、動きやすい仕組みを作るだけで、掃除はもっと気軽になります。
完璧を求めず、できたところに目を向けること。
それが、ずぼらさんでも無理なく続けられるやる気スイッチの作り方です。
