掃除は最低限ここだけでOK！ずぼらさんが気楽に続けられるコツ

掃除って、やってもすぐ汚れるし、キリがないと感じていませんか？

毎日仕事や家事に追われていると、掃除は後でいいかと後回しになりがちですよね。

気づけばほこりがたまって、片づける気力すら失ってしまう。

そんなときこそ、最低限ここだけやれば大丈夫という基準を持っておくと気持ちがラクになります。

この記事では、ずぼらさんでも無理なく続けられる掃除の優先ポイントと気楽に続けるコツを紹介します。

掃除は全部やらなくていい｜最低限ゾーンを決めよう

まず知っておきたいのは、家の中を完璧にしなくても大丈夫ということです。

SNSで見るようなピカピカの部屋は理想かもしれませんが、現実的には毎日維持するのは大変です。

特に仕事や育児で忙しい人ほど、今日はここだけと決めておく方が続けやすくなります。

おすすめは、生活動線の中にある場所を優先すること。

たとえばリビングのテーブルまわり、キッチンのシンク、トイレの床まわりなど、毎日必ず目に入る場所です。

この目に入りやすい場所がきれいだと、部屋全体が整って見えるうえに気分まで軽くなります。

反対に、ほこりや汚れが目立つのは掃除をしていない空間ではなく、よく使う場所。

つまり、そこだけお手入れすれば十分なんです。

掃除を頑張りすぎて続かない人ほど、頑張らない方法を知ることが大切です。

少し考え方を変えるだけで、びっくりするほどラクになります。

今日は掃除する日と気合を入れると、やる前から疲れてしまいます。

まずは完璧にしないことを自分に許してあげましょう。

気づいたときにサッと拭く、ほこりが気になったらティッシュで取る、それだけでも立派な掃除です。

やらなきゃではなく、できたらラッキー。

そのくらいの軽い気持ちでいれば、掃除のハードルはぐっと下がります。

掃除のコツは、新しい時間をつくらないこと。

たとえば歯を磨いたあとに洗面台を軽く拭く、料理のあとにコンロをひと拭きする。

何かのついでにやるだけで、汚れはたまりません。

このながら掃除が習慣になると、気づいたときには汚れがたまらなくなっていたという状態に。

努力よりも、生活の中に組み込むのがポイントです。

掃除が面倒になる理由の一つが、道具を出す・片づけるという手間。

思い切って、よく使う場所に必要最小限の道具だけ置くようにしましょう。

リビングにはハンディモップ、キッチンにはふきん、トイレには除菌シート。

このワンアクションで手に取れる配置に変えるだけで、行動のハードルが一気に下がります。

お気に入りの掃除グッズを置くのもおすすめ。

見た目が好きな道具なら、使いたいという気持ちのスイッチにもなります。

次は、ずぼらさんでも無理なく続けられる掃除の優先ポイントを場所別に見ていきましょう。

場所	最低限やること
リビング	テーブルやテレビ台、床のほこりを取るだけで十分。掃除機を出すのが面倒なときは、フローリングワイパーでサッとひと拭きするだけでもOK。
キッチン	シンクとコンロまわりを優先。使い終わったあとに軽く水で流すか、布巾でひと拭きするだけでぬめりや水垢を防げます。
トイレ	床と便座まわりを中心に。除菌シートを手の届く場所に置いておけば、気づいたときにサッと拭けます。たった30秒でも清潔感が保てます。
洗面所	鏡の水はねとボウルのぬめりが目立つポイント。歯を磨いたついでにティッシュで拭き取るだけで、きれいが続きます。